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2007年09月17日

1分で何が変わるか?

麺類、パスタの中で冷麺が一番好きかも。
韓国製の冷麺を買い、数日前家でつくった。

ゆで時間3-4分とある。3-4分すると麺は溶け始めた。あわてて冷水で冷やすが
麺はぐたっとし、のりみたいのまま。シャキとしない根性無し。
作った責任を取り食べるが不味いの一言。

家内に「不味い」と告げると、「ゆで過ぎじゃない?」。「んー、3-4分て書いてある」。
家内は麺の袋に目をやる。「韓国語と英語では2-3分と書いてあるから、やっぱり
ゆで過ぎよ。」
彼女から袋を取って見ると3ヶ国語で書いてある。
何故か日本語では3-4分と書いてある。この1分の差の疑問が頭から離れない。

日曜の昼時、外から家に戻る。夜中まで起きていた娘と友達が、遅い朝食の最中。
家内に「すぐ出かけるから冷麺作って」と頼む。
「具はどうする?」と聞かれ、「野菜だけでいい」と返事する。

「出来た」との声に箸と丼を取りに行くと、少し赤いスープにキューり、三つ葉、モヤシ
の入った冷麺。
テーブルに持っていくと娘の友達が「おいしそー」、オヤジは「食べる」と聞く。「うん」と
言って首を立てに振った。

小さいボールに入れ彼女に渡す。一口食べて「おいしー!!」。オヤジも「旨い」。
その声を聞いた娘が何処からとも無くスーっとあらわれ、オヤジの横に来る。
「一口」と言って箸をうばう。
丼を彼女の方へ動かすと所有権は移ったといわんばかりに箸を口に持って行き始めた。

「もう返して」と言うが、名義変更も終わったかのように無視。麺がどんどん少なくなる。
「もう終わり、返せ」とオヤジは裁判所に持ち込んでも取り戻そうと決意を伝える。
娘はオヤジがマジギレ寸前を感じ取り箸を返す。

しかし麺はもう2-3口しか残っていない。

1分のゆで時間で麺がこんなに美味しさが変わる。

麺のメーカーには日本語訳について文句は言わない。もし言ってゆで時間1分短くしたら
冷麺を食べた後、麺の取り合いで家庭の人間関係がこわれる家が日本で増えるから。  

Posted by テキサスバーガー at 05:28Comments(0)