2007年12月18日

朝までいて

義母から娘に電話で突然

「干したのがいい、 それとも焼酎付けにしたのがいい?」

娘 「何の話」

義母 「沢山もらったから又作って送ってあげようと思って」

娘 「だから何の話?」

義母 「ほれこないだ送ってあげたでしょ、柿を沢山もろうて。美味しかったって言ってたでしょ。」

娘 「あー、柿か。 んー干し柿がいい。」(本音はどうでもいい)

義母 「。。。。。。。。。。。、干し柿がいいと?」(彼女は簡単な焼酎付けをと思っていた。)

何日かたつと

朝までいて

りっぱな干し柿が届いた。

娘は一つも食べない。そこでオヤージ登場。

オヤージ  「干し柿食べると風邪を引かない。沢山食べるぞ。」
        「オー美味いぞ。」と言って数個を食べる。

翌日、突然来た。

何が来たかって?

顔中痛い。 耳がつまり、耳の後ろのリンパ腺がパンパン。鼻はつまり、目はウルウル。
喉もはれて痛くて飲み込むのに一苦労する。頭痛もひどい。
本格的な風邪。

家に戻り、すぐフトンにもぐりこむ。

家内が「夕食が出来たけど。」

オヤージ 「食べたくない。」

これは重症だ。どんな時でも食欲をなくした事が無いのがオヤージのとりえ。

「サムーイ」とフトンの中で震えると、

「湯たんぽ入れてあげようか?」と優しい妻は言う。

何故優しいかというと彼女は冷え性でレンジで暖める湯たんぽを使っていたが、
娘に最近取られていた。 伊万里で伊万里焼の湯たんぽを作っはという話を聞き
買おうとしたが、ベッドから落ちると割れるからいいといって買わなかった。

そんな時、新聞で光熱費の高騰にいろいろな工夫をして5分の1くらいに減らした
人の記事がでていた。
その一つの方法がペット ボトルを湯たんぽとして使うのがでていたので、家内に
話したらやっていた。


その大事なペットボトル 湯たんぽをオヤージに使わしてくれると言う。

15分もすると震えは止まり、足先も温かくなり身体の筋肉もリラックスし始めると
いつ間にか眠りに入った。

目がさめると寒い。あー、何たること。恩知らずに湯たんぽをけりだしている。

湯たんぽは「モー温めてあげない!」と生ぬるくなっている。

「悪い、悪い。今度は決して粗末にしないから、朝まで温めておくれ」
とフトンの中に引き寄せる。

しかし一度冷めた仲は簡単に戻らず、オヤージは1週間寝込んだ。








Posted by テキサスバーガー at 18:10│Comments(0)
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