2008年03月21日

献立

お世話になっている不動産会社の社長が見え、チリビーンとコーヒーでゆったり

すごしていかれる。

社長は午後から釣りに行くと言う。

「何が釣れるのですか?」

「サヨリとこはだ」

「何か色っぽいの釣りにいくね。本当に魚?」

「何考えてるの?」

「だって小百合に子肌なんて、魚っぽくないじゃん。」

「あのね、サヨリとこはだ。 寿司屋に行った事ないの?」

「なんだ、でも両方とも光り物でアレルギーで食べられない。」

「誰もあんたにあげるとは言ってないよ。」

「オヤージは食えないけど、家内の大好物。釣れたら一つよろしくお願いします。」

「何時も釣れると自分で三枚に下ろして、酢につけるまでが大変なんだ。」

「そこまでしていただけると家内が喜ぶとおもいます。」

「何言ってんだ。  約束しないよ」


2-3日が経った。

「社長、小百合とこはださん沢山いましたか?」

電話の向こうで社長呼吸を整えて

「ちょうど遠方から知り合いが見えたので、その日に無くなった。」

「あーそですか。会えてよかったですね。 次に会ったら特にこはださんの方によろしく

と家内が言ってました。」

「あー、分かった。」 ガチャン・


「やー、この前の日曜日に行って来たよ。 雨が降って風が強く俺しか釣り人はいなかった。」

と言って紙のバックを差し出した。

寿司屋にあるような美人のこはださんが沢山いた。

無理なお願いをした事を後悔。

こはださんは家に帰ると春を告げる桜が並び家内の口に消えていきました。

ありがとうございます。社長。またよろしくお願いいたします。

献立

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Posted by テキサスバーガー at 15:11│Comments(0)
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