おやじギャグ
あまりにも小屋の中が暑いので閉めようかと迷っていた。
「すみません、テキサスバーガーのクオターポンドください。」
と若い男性がみえた。
「学生さん?」
「んー、社会人です。良く学生に間違えられます。」
「失礼、社会人は何しているの?」
「カイロプラクテイック」
「あー、すごい。 先生じゃないですか。」
「・・・・・・」
「お待ちどう様、テキサス上がりました。
ところでカイロプラクテイックの資格を取るにはどのくらいかかるのですか?」
「3年ですね。」
「そーですか。実はね、右の手首を傷めてレントゲンで見たけど傷は見つからない
のだけど、もー、5年近く痛みが取れないのですけど。
こういうのは筋が痛んでいるのですか?」
「ちょっと見せてください。」
と言って先生(お客から変身して)、オヤージの右手を取った。
汗でベトベトなのに腕の上の方から肘をさすり
目にも止まらぬ早業で腕を動かした。
「カキッ!!!」
と肘が鳴った。
「
うおー、すげ!!」
と オヤージ感動。
「首を回して。」
「こうですか?」
「右に。」
「左に。」
「あまり回りませんね!!」
「借金は無いけど。」
という具合に色々診ていただいた。
すっきりして家に帰り、例の日課が始まった。
冷えた金色水、2-3杯。 体内を少し冷やす。
シャワーを浴びて、クーラーの前で金色水と再度のご対面。
帰りにマリノア シテイーの九州村に寄って仕入れた
ゆでたげそ、天然鯛のさしみ、
ゆでげそ
(家に戻り袋を開けるとげそが
2パックはいっていたので、写実的に表現)
にしょうがとにんにくをすり本格的夕食を始めた。
気がつくと右腕の肘が痛い。
触ると熱を持っている。
グラスが持てない。
痛いのだ!!
筋が違った様だ。
仕方なく凍った保冷の袋を肘に当てて布団に入る。
筋違いなことをお願いした罰だ。
なんか文句ある?
おやじギャグいっちゃいけない法律ある?
おやじだってまだ人間じゃ!!