海外ボランテイアー

テキサスバーガー

2009年05月10日 08:26

家をズーット改装していて、やっと少し落ち着いた所に見えたOさん。

「ワタシが来るまで何か出来る事、取っておいてくれた?」

「勿論、家の内外全部変えたいくらいやってもらいたいことがあるけど、

やっているとケネデイーの博物館に行けなくなるよ。」

「外灯を取り替えるとか言ってたけど、それは?」

「ナンカ悪いけど、一つだけお願いします。やり方見て後は

オヤージがやりますから。」



この家が建てられた30年近く前の外灯ランプ。

当時はモダンだったのかもしれないけど、今が錆びたカンカンがぶら下がって

いるような外灯ランプ。



取り外しに苦労されたけど、何とか取り外し、

「スイッチを切っておけば、問題ないから。」

「えー、でも電気は目で見えないから、信用できん。」

「こーして、線を切って、新しいのとつなげればOKだから、

チョットやって見て。」


「・・・・・・・・・・・・」

海外ボランテイアーは現地人に教えこもうと丁寧に指導。

しかし目に見えないのを信用しない現地人オヤージを

あきらめ、3個も取り外し、取り付けていただいた。




かくしてダラスにも明るい外灯がついたのである。

が、

海外協力隊はこの日はケネデイーの博物館には行けなかったのでありますー。

読者の方々、このように自己を犠牲にして世界貢献している隊員が身近にいる

事を忘れないでください。




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