「わらじの」ようなステーキ
親類一同が翌日には立つという日になった。
例のごとく女性陣は最後の買い物に出かけた。
「何か遣り残したことはないです。」
「いやー、もう十分してもらいました。」
「いやいや、まだステーキを食べてもらってないですね。」
マーケットの肉売り場へ。
「もう、私も女性陣たちも胃が疲れていると思うので、少しにしてください。」
「ニューヨークは1枚どのくらいの目方?」 と店員さんに聞く。
「大体500gくらい。
「OK,それじゃ3枚。」
「普通一人1枚だけど半分にします。足りないといけないから生ソーセージも。」
お芋も焼いて
「子供の時、親父に
わらじのようにでかいステーキが食べたいと言ったのを
思い出しました。
今その願いがかなうとは思ってもいなかった。」
「わらじより少し小さいけど、味はどうですか?」
「写真に味も取れれば日本でまた味わうことが出来るのに!!!!」
かくして約2週間、アメリカのターキーディナー、ハンバーガー、サンドイッチをはじめ
ギリシャ、中国、ベトナム、メキシコ、イタリアン等と自宅での日本食を食べまくり、
最後はNYステーキで締めくくり。
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