6,700キロ車の旅
自動車編 2
ランディ達がイエローストーンで合流。
奥さんが笑い転げている。
「可笑しくて可笑しくて!!!
スマートカーのタイヤを取り替えて、町のガソリン
スタンドに入ったら、そこの人達が指差して笑ってるの。
降りてみるとスマートカーのフード(ボンネット)が取れて
引きずって走っていたの。
だからホードは道に削られてずいぶん無くなってしまって。
そしたらテキサスの人がたまたまガソリンを入れに来てた人がいて
ダクトテープをくれたの。
それでフードをテープで張って走ったら、また剥がれてパタパタ
して。
なにかいい方法ないかと考えたのがこれ!!
バンジーコード(ゴムひも)を引っ掛けて風で飛ばないようにしたら
パーフェクト。
それで出発したんだけど、今度は山を越えて下りになった車内が
煙で一杯になって。
エンジンブレーキをかけて高速で走って
オーバーヒートで
冷えるまで休息して、
母親に電話したら ”戻ってきなさいって”」
奥さんは笑いっぱなし。
ランディの顔には疲労の影が!
イエロストーン公園内は基本的には携帯が繋がらない。
(2-3箇所の狭いところを除いて)
翌朝彼らがわれわれの宿泊しているところに来るはずだったが
現れない。
彼等のところへ行ってみると
「
朝4時に寒くて目が覚めた。そしたらヒーターとか
その他の電気システムが動かない。」
(その時間は雪が降っていたのだ。)
「ここではヒーター無しには夜は寝られないから、公園を出て
南の町のRVパークに移動するから。」
と
イエローストーンを去っていった。
問題はそれからも続いたが、これくらいにしておこう。
彼には馬車がいいかも!
関連記事