小さな翼
金曜の夕方、娘が
「来て、来て!」
と叫びました。
彼女の手の中に
小さな小さな鳥が。
「沢山、庭にいたけど、この子だけが飛べなくて」。
小さな翼 「Tiny Wings]となずけて
えさを作りだし面倒を見出しました。
翌日には日本の昆虫、動物博士と呼ばれる元同級生
から弱っているから蜂蜜水をと言われ一生懸命
飲ましていました。
彼女は学年末の試験が火曜にありますけど
この件に没頭して全く、全く勉強しません。
犬のえさの栄養分表示を見て、これはパーフェクトと
言い、溶かして飲ましたり。
卵をゆでて黄身を食べさせたり。
土曜の夜にはTiny Wingsは箱から逃げて
元気に歩き回っていました。
日曜の朝、娘を起こしてTiny Wingsを見に行かせると
冷たくなっていました。
ヒヨドリの雛だそうです。
ほかの兄弟のように翼(Wings)を羽ばたいて空に飛ぶことは
出来ませんでした。
娘はまたベッドに戻り、布団をかぶって何時間も出てきません
でした。
起きてからも学年末の試験の準備は全く、全くしません。
腹の据わった娘なんでしょうか?
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