2008年06月26日

ネコとかつお節

ついサッキまでリバウンド その2を書こうと思っていた。


けどテキサスに行っているボスと電話で話し、急に昔の

事を思い出し気が変わった。


「アメリカのネコはかつお節食べるかしら?」 とボスが聞く。

何の事を言っているのかピンと来た。

隣の家のラステイーの事だ。


「普段、キャットフードだと思うけど。 かつお節はどうかな。」


ラステイーは普通のネコじゃない。


隣のおじいさんがラステイーは前足の指が1本多いと見せてくれた。

それだけではない。

でかいのだ

ふさふさしている毛を差し引いても普通のネコ2倍くらいでかい。


普段はのそっ、のそっと歩く。 その姿はライオンを小型にしたしょうな貫禄。

そのラステイーはうちのボスに一目ぼれしたらしい

何故かというと、ボスの姿を見ると犬のように尾を振り、走ってくる


ボスのあしに頭をなすりつけ

「あそんでくれ!!」

甘える。

ラステイーは裏庭の塀をつたわって我が家によく入りこんだ。

ある日、裏庭の草むらに身を隠し一点を見つめているラステイーがいた。

その視線の先にはすずめがえさを食べていた。

いつも動きが緩慢なラステイーに捕まるはずが無いとガラス越しに見ていると、

ジリ、ジリっと間合いをつめていき

一瞬のうちにつかまえて、口にくわえて消えてった。


ふだんの動きを知っているボスは改めてラステイーをほめた。



このラステイーにかつお節を食べさせるとボスは言い、

おわんに入れて庭先にだした。

しばらくすると大型ネコのラステイーは塀を伝いながら裏庭に

やって来た。

ラステイー、かつお節だよ。」

とボスが日本語でいゆうと

塀から「どてっ!!」と落ちるように降りてかつお節にやって来た。

何のためらいもなくパクつき始め、あっという間に全部食べ、家の中に入ってきて


「モット!!」 とボスにあまえた。

ラステイーはアメリカで日本食ブームを起こしたネコなのだ!!


ある日かつお節を入れた容器の前にラステイーの姿があった。

でも少し変だ。

いつもだと空になるまで容器から顔を上げないのに、何度もあげてそのたびに草むらを見る。

草むらを見ると野良ネコがうらやましそうにかつお節の入っている容器を見つめている。

野良は痩せてラステイーの3分の1くらいしかない。

ラステイーのネコパンチを喰らったら月まで飛んでいきそうだ。

それなのに野良は匂いにつられ、2メートルくらいまで近づいた。


その次の瞬間、何が起きたか?

なんとラステイーはかつお節入り容器から2-3歩離れた。

すると野良は容器にまっしぐら、ガツガツとかつお節を食べた。

その間じっと野良を見ていた。

空になると野良はサッと台からおりて走り去った。

ラステイーは腹が減った仲間にかつお節を食べさしたのだ。



何ヶ月か住んだ家を引っ越す事になり、トラックが荷物を載せ出て行った。

家に積み残した物が無いか一巡して玄関のドアーを開けたら

ラステイーが尾をふりながら走ってきた。

例のごとく頭を足になすりつけた後、キッチンに歩いていった。

ごめんね、ラステイー。

 もうかつお節はないのよ。

お家にお帰り。」

 とボスが言った。

ラステイーはキッチンをはなれ、我々が立っている所から見える何も無い

寝室の真ん中に歩いて行き

ごろりと横になり、そこから離れなかった。

あれから15年、何時もラステイーは思い出のなかで暮らしてる。









タグ :福岡

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Posted by テキサスバーガー at 00:08│Comments(0)ペット
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