アンクル　ランデイーズ　テキサス　バーガー

ボールがやたらと飛ばなくなった！

ランディとドライビング　レンジに行った時の事だ。

「７番アイアンで１２５ヤードとはどうしたことだ？？？？」

いくら打っても飛ばない。

バケツが空になって

「もうゴルフは止める！！！！！！！！！」

ランディも６番アイアンで１３０ヤードしか行かない。

「お前も止める？？」　と聞くと

「止めたほうがいいかな。。。。。」

数日すると彼から

「俺の６番アイアン、２００ヤード以上飛ぶようになった！！！！！」

こっちはもう止めると半分以上決心したから乗り気ではない。

「あのなー、ＰＧＡストアーへ連れて行ったろ。　そこのプロに見てもらったんだ。

自分のスイングを見てくれて、スイングの矯正とクラブのロフトをフラットに

するだけだ。

そしたら２０４ヤードも飛んだのだ！！！！！」


彼は興奮状態。

「だから新しいアイアンを注文するんだ。ニョーボに言うなよ！！！！」

おっと！

結局は新しいクラブを買わせるのがプロの目的だろ・・・・・

ゴルフにのめっていた頃新しいクラブをしょっちゅう買え変えていた。

しかしスコアーは変わらないのがいつもの結果。

だからランディの興奮には巻き込まれない。


また１週間すると、

「今何している？？　こないだ話したクラブを買いに行く。

お前も来い。」


というので夕方彼に付き合う。

店の一角では大きなスクリーンに向かってデモ用クラブで試打出来る設備が整っている。

迷わず彼はそこに行きいろいろなクラブを試し、彼が気に入っているプロを呼ぶ。

彼のスイングの分析とクラブ選択が終わると、彼は自分の向かって

「お前も試してみろ。」

と言い、プロにアドバイスをするように言った。


７番のレギュウラーシャフトを選び

「以前は１５５～１６０ヤードあったけど、こないだ試したらどう打っても

１２０ヤードしか行かないので、ゴルフは止めようと思ってるんだ。」

と試し打ちをすると１１５ヤードしか飛ばない。

「ね～。これしか飛ばなくなってしまったから・・・・・」

プロは

「もう２～３球打ってみて。」


「あのですね、問題はスイングのフォームが以前と変わってしまったのではないかと

思います。

先ず、左肩をスイングして打つように。」


打ってみる。

「そー、それと左足がひざが曲がらないでフィニッシュするように打ってみて。

方向は今関係ないから。」

「ねー、これだけで１５５ヤードまで戻ったでしょ。家でも練習できますから。

でも今特別セールでレッソン券を売っているから！！！！」

そーら、来た！！！


今までゴルフで何千万損したか。

新しいクラブを事を家のボスに話したら怒られるに決まっている。

「その前にタイガー　ウッズに聞きたいんだけど。」

「え～？？？　　何を？？？？」

「どうしたら家内をダマス事が出来るかを！！！」