
2009年03月31日
ドライブ 4,000キロの旅(4)
「今日はインデイアンのプエブロへ行くよ!」 とボス。(ブスに近い発音)
プエブロとは町の事と案内書にあった。
北部ニューメキシコに10数箇所のインデイアン プエブロがあり、
その内、8つがサンタフェ近辺にある。
昨日インデイアン プエブロの一つに電話したけど、誰もでなかったので
サンタフェのビジターセンターでプエブロはオープンしているかどうか
聞いた。
「何か特別な事があるとプエブロをオープンしないので、多分そういう
事情があったのでしょう。行く前に各プエブロに電話してみて。
8つあるから全部がクローズしているとは思う得ないわ。」
と言う返事。
「どこのプエボロへ行くの?」
「一番近い”NAMBE PUEBULO”。」
「OK,道案内頼む。」
ハイウエー沿いには幾つかのカジノがある。
これらのカジノはインデイアンが経営している。
インデアンのプエブロというか居留地はアメリカの中で
一種の”独立国家”みたいなのだ。
普通のアメリカ人は勝手にギャンブル場を開設できないが、
インデイアンは自分達の居留地内で州政府の許可を得ないで開設
できる。(と思うーーー州によって法律の運用が異なる。)
何故なら”独立している”からだ。
ハイウエーを降り、ローカルの道に入ると
「先を右に曲がると”Nambe Puebbulo" よ。」
ブスのガイドじゃなかった、ボスが言う。
(明日から1年くらい食事が出来ないくらい
”いじめ”が続くと思う。)
右折すると道端で枯れ草、枯れ木を切っている人たちが
全員振り返り我々を見ていた。
「???????」
少し進むと
「左見て、高い岩が。」 とボス。(怖くてさっきの言葉は使えません。)
遠くに岩が侵食されて細くなり、高い柱のようになったのが数本見える。
「チョット、止めて。」と娘
「何で?」
「馬がそばにいるから草あげたいの。」
と車を止め、オヤージは柱の岩の写真を取った。
望遠を持っていないのであまり迫力がでない。
車に戻り娘を待っていると、車が通りがかり、オヤージの車の
横に止まった。
窓を開け
「他所の州のライセンス プレートなので、多分プエブロについて
知らないのじゃないかと思うので。」
「は~、ドウいう事ですか?」
「今はこのプエブロはクローズしてます。
それとプエブロでは写真が禁止なのよ。」
「写真は分かりました。
でも他のプエブロでオープンしている所は?」
「プエブロは今は”静かな時”なので何処もクローズして
いると思うわ。
ワタシはこの中にある連邦政府の機関に勤めているの。」
とインデイアンの女性からの言葉。
彼女が去った後、直ぐに写真を消した。
インデイアンに敬意の意味で!
「どこのプエブロも閉まっているようだけど。」
「それーじゃ、CHIMAYOに行こうよ。
昨日寄らなかった教会で奇跡の砂を貰って行こうよ。」
とガイドの言うとおり車を走らせる。
教会は El Santuario de Chimayo教会という名らしい。


教会の裏には綺麗な川が流れ、神聖なたたずまい。

教会ではミサが行われて内部には入れなかった。
教会の横にあるドアーを明けて入ると”奇跡の砂”はあった。
周りには杖が沢山壁にかけられている。
多分この砂のお陰で杖が無くても歩けるようになった人たちがお礼と
杖を置いて行ったのだろう。
「ダデイの頭につけると少しは良くなるかも。」 と娘。
「自分だろ!!」
「どっか悪い所ないの?」 とガイド。
どうしてもオヤージの頭の悪さをダメ押ししたいらしい!!!!
「実はアレルギーでクシャミが出るのを我慢したら、
耳の後ろのリンパ栓が腫れて、かなり危ない状態だ。」
(オヤージのウイークポイント。 ホーチンミンでもカリフォルニアでも
腫れて医者に行ったことがある。)
「ジャー、砂をつけてみたら?」
「今薬を飲んだところだから大丈夫だと思う。」
と良いながら、こっそりと砂を耳の後ろにつけて
「痛みがなくなりますように!」 と祈った。
教会の近辺には5-6軒の店があり、その中の1軒のオヤージが
「こっちに来い」
と手招きする。

娘と二人で行くと、かなりメキシコ系の英語で
「このピスタチオを味見してみろ」
とシェルを取って実だけをくれた。
「噛んじゃダメ!口の中でしゃぶれ!!」
と次にチリーパウダーをシェルに入れ、
それを手渡し
「チリを口に放り込め。 ピスタチオとチリを味わってみろ」
と命令する。
ただで貰っているので、言われるとおりにすると
口の中で辛さとピスタチオからでる甘みが広がる。
「美味しい。」
「ダロ~! ピスタチオ$5、チリ $6」
と買わされた。
この店のオヤジはオヤジでも自分と違い、何を言っているのか
良く判らない。
ニューヨクから来た客が隣にいたけど、このオヤジ頭が少しおかしい
といういう事で一致した。
この店から20メーターくらい離れた所に美人が同じ物を屋台で売ってい
たけど品物がよくなかった。
口にするものだから美人を選ばず、品物で決めた。
年を取ると少しは賢くなる。
続く
プエブロとは町の事と案内書にあった。
北部ニューメキシコに10数箇所のインデイアン プエブロがあり、
その内、8つがサンタフェ近辺にある。
昨日インデイアン プエブロの一つに電話したけど、誰もでなかったので
サンタフェのビジターセンターでプエブロはオープンしているかどうか
聞いた。
「何か特別な事があるとプエブロをオープンしないので、多分そういう
事情があったのでしょう。行く前に各プエブロに電話してみて。
8つあるから全部がクローズしているとは思う得ないわ。」
と言う返事。
「どこのプエボロへ行くの?」
「一番近い”NAMBE PUEBULO”。」
「OK,道案内頼む。」
ハイウエー沿いには幾つかのカジノがある。
これらのカジノはインデイアンが経営している。
インデアンのプエブロというか居留地はアメリカの中で
一種の”独立国家”みたいなのだ。
普通のアメリカ人は勝手にギャンブル場を開設できないが、
インデイアンは自分達の居留地内で州政府の許可を得ないで開設
できる。(と思うーーー州によって法律の運用が異なる。)
何故なら”独立している”からだ。
ハイウエーを降り、ローカルの道に入ると
「先を右に曲がると”Nambe Puebbulo" よ。」
ブスのガイドじゃなかった、ボスが言う。
(明日から1年くらい食事が出来ないくらい
”いじめ”が続くと思う。)
右折すると道端で枯れ草、枯れ木を切っている人たちが
全員振り返り我々を見ていた。
「???????」
少し進むと
「左見て、高い岩が。」 とボス。(怖くてさっきの言葉は使えません。)
遠くに岩が侵食されて細くなり、高い柱のようになったのが数本見える。
「チョット、止めて。」と娘
「何で?」
「馬がそばにいるから草あげたいの。」
と車を止め、オヤージは柱の岩の写真を取った。
望遠を持っていないのであまり迫力がでない。
車に戻り娘を待っていると、車が通りがかり、オヤージの車の
横に止まった。
窓を開け
「他所の州のライセンス プレートなので、多分プエブロについて
知らないのじゃないかと思うので。」
「は~、ドウいう事ですか?」
「今はこのプエブロはクローズしてます。
それとプエブロでは写真が禁止なのよ。」
「写真は分かりました。
でも他のプエブロでオープンしている所は?」
「プエブロは今は”静かな時”なので何処もクローズして
いると思うわ。
ワタシはこの中にある連邦政府の機関に勤めているの。」
とインデイアンの女性からの言葉。
彼女が去った後、直ぐに写真を消した。
インデイアンに敬意の意味で!
「どこのプエブロも閉まっているようだけど。」
「それーじゃ、CHIMAYOに行こうよ。
昨日寄らなかった教会で奇跡の砂を貰って行こうよ。」
とガイドの言うとおり車を走らせる。
教会は El Santuario de Chimayo教会という名らしい。


教会の裏には綺麗な川が流れ、神聖なたたずまい。

教会ではミサが行われて内部には入れなかった。
教会の横にあるドアーを明けて入ると”奇跡の砂”はあった。
周りには杖が沢山壁にかけられている。
多分この砂のお陰で杖が無くても歩けるようになった人たちがお礼と
杖を置いて行ったのだろう。
「ダデイの頭につけると少しは良くなるかも。」 と娘。
「自分だろ!!」
「どっか悪い所ないの?」 とガイド。
どうしてもオヤージの頭の悪さをダメ押ししたいらしい!!!!
「実はアレルギーでクシャミが出るのを我慢したら、
耳の後ろのリンパ栓が腫れて、かなり危ない状態だ。」
(オヤージのウイークポイント。 ホーチンミンでもカリフォルニアでも
腫れて医者に行ったことがある。)
「ジャー、砂をつけてみたら?」
「今薬を飲んだところだから大丈夫だと思う。」
と良いながら、こっそりと砂を耳の後ろにつけて
「痛みがなくなりますように!」 と祈った。
教会の近辺には5-6軒の店があり、その中の1軒のオヤージが
「こっちに来い」
と手招きする。

娘と二人で行くと、かなりメキシコ系の英語で
「このピスタチオを味見してみろ」
とシェルを取って実だけをくれた。
「噛んじゃダメ!口の中でしゃぶれ!!」
と次にチリーパウダーをシェルに入れ、
それを手渡し
「チリを口に放り込め。 ピスタチオとチリを味わってみろ」
と命令する。
ただで貰っているので、言われるとおりにすると
口の中で辛さとピスタチオからでる甘みが広がる。
「美味しい。」
「ダロ~! ピスタチオ$5、チリ $6」
と買わされた。
この店のオヤジはオヤジでも自分と違い、何を言っているのか
良く判らない。
ニューヨクから来た客が隣にいたけど、このオヤジ頭が少しおかしい
といういう事で一致した。
この店から20メーターくらい離れた所に美人が同じ物を屋台で売ってい
たけど品物がよくなかった。
口にするものだから美人を選ばず、品物で決めた。
年を取ると少しは賢くなる。
続く
2009年03月28日
ドライブ 4,000キロの旅 (3)
サンタフェに向かって走り出す。
オヤージ 「もう、腹が減った!」
「さっき入ったギャラリーで聞いたんだけど
チマヨに美味しいチリのレストランが有るって。
行ってみる?」
と向かったけど看板の出ている所は閉まっている。
「しょうがない、町に行こう。」
と大通りにぶつかる所でボスが
「あー、レストランがある。人も一杯いる。」
「もう通りすぎてしまったよ」
「ほら、戻って! 戻って!!」
Uターンをして戻るとレストランではなく
小屋である。
テイクアウトか外で食べるメキシコ料理だ。
隣に同じ名前のレストランがあるのが目に入った。
だけど犬を連れた我々には小屋のほうが都合がいい。
お客はほとんどメキシコ人。
「現地の人が食べに来るのだから美味しいとおもうわ。」
「私たちはタコスとサルサ。」
「オレはポークとグアカモレのブリトー、それとコーク大」
出来るまで外のベンチで待っていると、後ろに白人のカップル
が黒いラブラドールと先に待っていた。
ココが興味を示しているので、
「うちの子犬をそこに行かせてもいい?」と聞くと
女性は
「この子は他の犬に対して神経質になるの・・・・・・」
と言われたので遠慮する。
その内ボスとその女性が色々話しだし、注文の品が出来たので
食べ始める。
オヤージの注文は正しかった。
旨い。
皆に一口だけ食べさせて上げる。
サルサに手を出すと、汗が出るほど辛い!!!
ダラスのサルサとは少し違い、かなり辛い!!!
「後ろの女性に聞いたんだけど、このお店は
チリバーガーが有名なんですって。彼女は元々地元
で良く来てチリバーガーを食べたって。」
「大学生かな?」
「多分、今春休みだから。それにしても綺麗で感じ
いいし、こういう人ってめったにいないから、彼氏は
ラッキーだね。」
「でも犬はなんかダメみたいだけど。」
「あの犬は捨て犬だったのを貰ってきたんだけど、
他の犬にいじめられていたみたいで、他の犬が小さくて
も怖がるんだって。」
「ふーん、アー旨かった!!」
「あたし、明日戻ってチリバーガー食べに来たい!!」
「他にも美味しい食べる所があるよ。」


サンタフェの町へは夕方出かける。
町は高層ビルの建築が禁止され、
アドビーと呼ばれる土の建物を模した建物が連ねている。
町の真ん中にプラザとよばれる公園があり、その周りに
民芸品と言うか、日本の夜店でヒッピーが売っているような
装飾品を売っている人たちが一杯。
インデイアン、メキシコ人、白人のヒッピーと多彩である。
アメリカの観光は車が無いと何処もいけないけど、この町は
歩いて回れる。
沢山の人が春の夕日を浴びて町を歩いている。

(郵便ポスト)
ビジターセンターへ行き、サンタフェと周辺の案内資料を貰う。
娘は既に乗馬クラブの案内を持って係りの人にどのクラブが
言いか聞いている。
ただ町のお店はどこもここも同じような物で買い物には興味が沸かない。
娘はある店のウインドーにある馬の置物を見つけて店に入った。
その中から一つを選んだ。
「これ買ったら、もうお小遣いがなくなるよ! いいの?」
「いい!!」
と買わされた。
犬も歩きつかれホテルに戻る。
娘はさっき買った馬の置物が気に入り、絵を書き出し
食事には行かないという。
ボスが 「食事何処へ行く?」
「何処でもいいから、まかせるよ。」
しかしなかなか決まらず、「少しは協力してよ!!」
との激が飛ぶ!!
オヤージ、さっき貰った観光案内のレストラントの部分を開と
店がABC順にリストされている。
面倒くさいので一番最初のAの2番目にでているのと最後の
Wの部分から一軒づつ選んで、ボスにどっちか選んだらという。
Aの方は Andiamo というイタリアン。
これをボスは選んだ。
娘は犬と馬の置物と一緒にホテルにいると言う。
Andiamoは明るい時に行ったプラザから少し離れた所に
あった。

(AndiamoのWEBから)
7時半の予約をして、入ったときは4割くらいの客の入り。
「混んでいないので、外れたかなー」とオヤージ。
と言う間に3組ほどの客が続く。
「外で娘がいない食事って久ぶりね。」
「うん、でも何か持って帰らないと、お腹が空いていると思うよ。」
「アー、ピザがメニューにあるから持って帰れる。」

と我々はその日の特別メニュの
「サーロインステーキと野菜の付け合せ」
ボスはそれにビートをローストしたサラダをオーダーした。
オヤージは余計な物を食べると飲めなくなるし、メインが
入らなくなる。

(ロースト ビート サラダ、 AndiamoのWEBから)
店がだんだん混んできたけど、ウエイター2人とキッチンから
出てきて客の品々を運ぶメキシコ人の女性が何処のテーブルに
も気配りをして一流のレストランのサービス。
その女性は胴回り150CMくらい、胸周りはそれに負けていない
身体で歩くと全身が波打つ。床も波打つ。
彼女はオヤージのワイングラスが空くと直ぐに次のグラスを持って
きてくれた。
「いいね、こういうサービスは!! ワインが旨いよ!!」
「そのビートのローストサラダも凄く美味しい。今までに食べ
た事のない味よ。」
とウエイターに伝えると
「ビートをバルサミコ、オイル、シオでマリネしてローストした
だけだから、家でも出来ますよ。」
と作り方を教えてくれた。
メインのサーロインは小さめだけど、厚く切ってある。
付け合わせの野菜は熱、熱!!!!
ゼキーニ、ソノーピー、ほうれん草をいためて。
ボス、「野菜がこれだけ熱いうちに出てくるなんてめったに
ないと思う!!
お肉もこんなに厚いのにどうやって火を通すのかしら?」
オヤージ、 「そりゃプロだ!!!旨い、旨い!!!!!!!」
ピザを持ってホテルに戻る。
5分もしないうちに「全部食べた!!!!!美味しかった!!!!」
観光旅行は適当だったけど、夕食は皆ハッピーだった。
2009年03月27日
ドライブ 4000キロの旅 (2)
遠回りとガタガタ道を14時間かけて着いた
サンタフェ。
さすが疲れ、外に食べに行く気がしない。
「ビールと何か食べ物買ってきて。」
とボスにお願い。
パンダエクスプレスという中華のテイクアウト
とビールをボスと娘が買ってきてくれた。
「日本人にめったに合わないのに、ビールを
買いにいったスーパーで日本人がいたの、その
後、パンダエクスプレスに行ったらその人も来たの。」
「ずいぶん遠くからその人が日本人だって分かったよ。」
と娘。
「どうして分かった?」
「えっ。 だって日本人の発音の英語が聞こえたので
分かったよ。」
ビールが飲み終えないうちにオヤージはいびきをかいていた。
朝、
「今日は何処へ行く?」
ボス 「Chimayoへ行ってみようよ。」
と直ぐハイウエーに乗る。
「チマヨには何があるの?」
「お店と小さいレストラン。唐辛子がお土産みたい。
それと教会があって、そこに奇跡の砂って言うのが有名なんだって。」
20-30分でチマヨへ着いたけど、町があまりにも
小さく、他にモット何かあるのじゃないかと車を走らせると
山道にはいる。
「こっちへ行って何かあるかなー?」
ガイドのボス 「Taos という町がモット上にあって、インデイアンの
居住地とかスキー場があるみたい。」
「でもこの辺も観光地じゃないかなー。
ギャラリーの看板が結構多いし。何ていう村なのかな?」
「コーヒーの看板も出ているから入ってみようか?」
と言って車を止めた。
地図を見るとTaosに行く途中のVaditoという
村みたいだ。
丘だか山だか分からないけど尾根の細い道のさびれた集落だ。

店の入るとおじいさんが
「この店は120人のアーテイストが共同で作品を展示
していて、店を順番で留守番している。ユックリと見て行って
いいよ。」
残念ながらカフェではなっかた。
店を一周し絵葉書を2枚買って出た。
ガイド兼ボスは
「120人のアーテイストの作品だって言うけど、
全部大人なのかなー?」
「どうして?」
「もしそうだとすると、売れるような作品じゃないから
生活できるのかしら?」
「・・・・・」
タオスの方へ曲がらず、細い道を進む。
ギャラリーの看板が出ても、店は閉まったり、もう営業は
している気配が無いところが多い。
集落を通り抜けと、右側は谷、左側には馬が放牧されていた。
「馬!!!!!!!」 と娘。
「止めて!!」 と車空飛び出していく。
だけど馬は200メーター位、遠い所で枯れ草を食べている。

オヤージとボスはココを車から出し、道端の雪の上で遊ばせた。

しばらくすると、娘が 「来る!!!!」 と叫ぶ。
見ると馬たちがこっちに向かって歩いてきている。
30メーターくらいまで来て、警戒してこちらを見ている。
その内1頭が娘に向かって歩き出すと、あとの2頭も付いてきた。
馬も人が恋しかったようだ。

娘から枯れ草をもらったり、なでてもらっていたけど、
ボスが近づくと馬たちは離れて行った。
娘は満足したらしく
「もう町へ戻ろうよ。」
と引き返すとある家へ入る門に面白い看板が出ていた。

(これはダラスに戻った時にアメリカ人に見せたら受けた。)
田舎道を走ることが無い、我が家にとってはいつもとは違う趣の旅行だ。
サンタフェ。
さすが疲れ、外に食べに行く気がしない。
「ビールと何か食べ物買ってきて。」
とボスにお願い。
パンダエクスプレスという中華のテイクアウト
とビールをボスと娘が買ってきてくれた。
「日本人にめったに合わないのに、ビールを
買いにいったスーパーで日本人がいたの、その
後、パンダエクスプレスに行ったらその人も来たの。」
「ずいぶん遠くからその人が日本人だって分かったよ。」
と娘。
「どうして分かった?」
「えっ。 だって日本人の発音の英語が聞こえたので
分かったよ。」
ビールが飲み終えないうちにオヤージはいびきをかいていた。
朝、
「今日は何処へ行く?」
ボス 「Chimayoへ行ってみようよ。」
と直ぐハイウエーに乗る。
「チマヨには何があるの?」
「お店と小さいレストラン。唐辛子がお土産みたい。
それと教会があって、そこに奇跡の砂って言うのが有名なんだって。」
20-30分でチマヨへ着いたけど、町があまりにも
小さく、他にモット何かあるのじゃないかと車を走らせると
山道にはいる。
「こっちへ行って何かあるかなー?」
ガイドのボス 「Taos という町がモット上にあって、インデイアンの
居住地とかスキー場があるみたい。」
「でもこの辺も観光地じゃないかなー。
ギャラリーの看板が結構多いし。何ていう村なのかな?」
「コーヒーの看板も出ているから入ってみようか?」
と言って車を止めた。
地図を見るとTaosに行く途中のVaditoという
村みたいだ。
丘だか山だか分からないけど尾根の細い道のさびれた集落だ。

店の入るとおじいさんが
「この店は120人のアーテイストが共同で作品を展示
していて、店を順番で留守番している。ユックリと見て行って
いいよ。」
残念ながらカフェではなっかた。
店を一周し絵葉書を2枚買って出た。
ガイド兼ボスは
「120人のアーテイストの作品だって言うけど、
全部大人なのかなー?」
「どうして?」
「もしそうだとすると、売れるような作品じゃないから
生活できるのかしら?」
「・・・・・」
タオスの方へ曲がらず、細い道を進む。
ギャラリーの看板が出ても、店は閉まったり、もう営業は
している気配が無いところが多い。
集落を通り抜けと、右側は谷、左側には馬が放牧されていた。
「馬!!!!!!!」 と娘。
「止めて!!」 と車空飛び出していく。
だけど馬は200メーター位、遠い所で枯れ草を食べている。

オヤージとボスはココを車から出し、道端の雪の上で遊ばせた。

しばらくすると、娘が 「来る!!!!」 と叫ぶ。
見ると馬たちがこっちに向かって歩いてきている。
30メーターくらいまで来て、警戒してこちらを見ている。
その内1頭が娘に向かって歩き出すと、あとの2頭も付いてきた。
馬も人が恋しかったようだ。

娘から枯れ草をもらったり、なでてもらっていたけど、
ボスが近づくと馬たちは離れて行った。
娘は満足したらしく
「もう町へ戻ろうよ。」
と引き返すとある家へ入る門に面白い看板が出ていた。

(これはダラスに戻った時にアメリカ人に見せたら受けた。)
田舎道を走ることが無い、我が家にとってはいつもとは違う趣の旅行だ。
2009年03月25日
ドライブ 4,000キロの旅 (1)
エルパソのSさん一家を訪問する事が決まると、
ボスは友人から良いと以前から聞いているサンタフェの町に行きたいと言い出す。
「両方とも家から西の方向だけど、サンタフェと
エルパソはどの位離れているのかなあー?」
と地図を見る。
「500キロか、4-5時間なら行ってもいいよ。」
「Sさん達とは水曜日の夜に合うから、日、月、火と
サンタフェに泊って、水曜の午後移動すればOKだね。
水、木、金と泊めてもらって、土曜にダラスに戻ればいいね」
とボス。
「犬のココはどうする?」
「連れて行く、連れて行く!!」 と娘。
「ペットもOKのホテルは沢山あるから、そこを
選んで予約すれば。」 とボス。
「ジャー、予約頼むよ。」
「明日の朝は早く出ようよ。」 とボス。
「8時か、9時?」
「それじゃ遅いよ。5時に出ようよ」
「・・・・・・・ハイ」
ナビにダラス発、サンタフェを入れる。
ボス 「今何時?」
「もう5時40分」
「だいたい予定した通りの時間ね」
「(そうかなー)」(声には出さず)
と夏時間が始まったまだ暗い朝の出発。
「道分かる?」
「うん、ナビ入れたから。」
家を出て直ぐ、霧が濃くなる。
「サンタフェまでどの位?」
「1000キロ チョットだから、ガソリンとか食事を
していると10~11時間位かな。」
「そーしたら、向こうで夕方町を見れるね。」
「うん」
「どうも、このナビおかしいな!!!
アマリロを通って、サンタフェまでズーット真横に
西に進むはずなのに、北上しているなー。
もう少しでオクラホマ シテイーに入るよ。
そこから西に向かうようになっている。」
「地図は?」
「 Mapを印刷したのがそこにあるけど。」
「えー、又間違えているよ!!!!
デントンで違うハイウエーに入って一本道だよ。
また間違えてる!!!!
ここまで来たらナビの言うとおりに行かないと。
でも200キロの遠回り!!!!!」
「大丈夫だよ。サンタフェには着くから。
1000キロが1,200キロになっただけや!!
それより腹が減った!」
娘も 「またかい!!!!」
「ココ、お前はかわいいね!!
味方はお前だけだよ!!」
腹の減ったオヤージはマックのサインを見つけると
「エッグマフィン、コーラを頼む。ココは面倒見るから。」
「同じマックでもどうして美味しい店と不味い店があるのかなー?」
ブツブツ言いながら食べ終わり、ハイウエーに戻る。
クル-ズコントロールを125キロにセットして
一路サンタフェへ。
「ゲップ!」
「汚い!」
「んー、久しぶりにアメリカ文化のゲップだな!!」
「何それ????」
「マックを食べると必ず後でゲップが出る。
このゲップはアメリカン文化の花だ。」
荒野というけど本当に何も無い。
見渡す限り砂漠荒野が続く。
緑も無ければ、花も無い。
数百キロをドライブしても家が見えない。

やっとニューメキシコ州に入るサインが見えた。
ビジターセンターが有ったので、トイレと地図を貰いに。

空は抜けるように青い!!
サンタフェは1500メートルくらいの高原。
今日から暖かくなる予報。
ハイウエー40から285に入ると道路の修理で時速20キロくらい
でガタガタ道を進む。
山の上のほうにはまだ雪が沢山ある。
「違う道を選べば良かったナー」
なんだかんだ言っている内にサンタフェに着いた。
ホテルに入ったのが6時40分。
ダラスと時差が1時間あるので家を出て14時間。
「途中4-5回止まったけど、あのガタガタ道で時間
を食ったな!!」
「違うわよ、誰かが200キロ 遠回りしたからよ。」
オヤージ下を向く。
ココはホテルの人工芝の庭でリラックス。
車の中でもいい子だった。うちに住む人間、ペット共に旅行好きでないと
生活していけない。
この分だと車でいろんな所へ連れて行けそうだ。

続くーーーー
ボスは友人から良いと以前から聞いているサンタフェの町に行きたいと言い出す。
「両方とも家から西の方向だけど、サンタフェと
エルパソはどの位離れているのかなあー?」
と地図を見る。
「500キロか、4-5時間なら行ってもいいよ。」
「Sさん達とは水曜日の夜に合うから、日、月、火と
サンタフェに泊って、水曜の午後移動すればOKだね。
水、木、金と泊めてもらって、土曜にダラスに戻ればいいね」
とボス。
「犬のココはどうする?」
「連れて行く、連れて行く!!」 と娘。
「ペットもOKのホテルは沢山あるから、そこを
選んで予約すれば。」 とボス。
「ジャー、予約頼むよ。」
「明日の朝は早く出ようよ。」 とボス。
「8時か、9時?」
「それじゃ遅いよ。5時に出ようよ」
「・・・・・・・ハイ」
ナビにダラス発、サンタフェを入れる。
ボス 「今何時?」
「もう5時40分」
「だいたい予定した通りの時間ね」
「(そうかなー)」(声には出さず)
と夏時間が始まったまだ暗い朝の出発。
「道分かる?」
「うん、ナビ入れたから。」
家を出て直ぐ、霧が濃くなる。
「サンタフェまでどの位?」
「1000キロ チョットだから、ガソリンとか食事を
していると10~11時間位かな。」
「そーしたら、向こうで夕方町を見れるね。」
「うん」
「どうも、このナビおかしいな!!!
アマリロを通って、サンタフェまでズーット真横に
西に進むはずなのに、北上しているなー。
もう少しでオクラホマ シテイーに入るよ。
そこから西に向かうようになっている。」
「地図は?」
「 Mapを印刷したのがそこにあるけど。」
「えー、又間違えているよ!!!!
デントンで違うハイウエーに入って一本道だよ。
また間違えてる!!!!
ここまで来たらナビの言うとおりに行かないと。
でも200キロの遠回り!!!!!」
「大丈夫だよ。サンタフェには着くから。
1000キロが1,200キロになっただけや!!
それより腹が減った!」
娘も 「またかい!!!!」
「ココ、お前はかわいいね!!
味方はお前だけだよ!!」
腹の減ったオヤージはマックのサインを見つけると
「エッグマフィン、コーラを頼む。ココは面倒見るから。」
「同じマックでもどうして美味しい店と不味い店があるのかなー?」
ブツブツ言いながら食べ終わり、ハイウエーに戻る。
クル-ズコントロールを125キロにセットして
一路サンタフェへ。
「ゲップ!」
「汚い!」
「んー、久しぶりにアメリカ文化のゲップだな!!」
「何それ????」
「マックを食べると必ず後でゲップが出る。
このゲップはアメリカン文化の花だ。」
荒野というけど本当に何も無い。
見渡す限り砂漠荒野が続く。
緑も無ければ、花も無い。
数百キロをドライブしても家が見えない。

やっとニューメキシコ州に入るサインが見えた。
ビジターセンターが有ったので、トイレと地図を貰いに。

空は抜けるように青い!!
サンタフェは1500メートルくらいの高原。
今日から暖かくなる予報。
ハイウエー40から285に入ると道路の修理で時速20キロくらい
でガタガタ道を進む。
山の上のほうにはまだ雪が沢山ある。
「違う道を選べば良かったナー」
なんだかんだ言っている内にサンタフェに着いた。
ホテルに入ったのが6時40分。
ダラスと時差が1時間あるので家を出て14時間。
「途中4-5回止まったけど、あのガタガタ道で時間
を食ったな!!」
「違うわよ、誰かが200キロ 遠回りしたからよ。」
オヤージ下を向く。
ココはホテルの人工芝の庭でリラックス。
車の中でもいい子だった。うちに住む人間、ペット共に旅行好きでないと
生活していけない。
この分だと車でいろんな所へ連れて行けそうだ。

続くーーーー
2009年03月15日
降格
考えてもない事が起きた。
一生の不覚!!!
春休みを利用してサンタフェとエルパソに行く事が決まった
ので、運転免許の試験を受けに行った。

(花は家に咲くハニーサックル)
右目がダメでメガネ作りに時間を取られているうちに、
ボスはもう路上試験にパスして免許を取った。
メガネをかけて路上の申し込み行く。
最初のテストは並列駐車。
ボスが「大丈夫?練習しなくて?」
「大丈夫に決まっているだろ!!!!」
と言ったけど、不覚にも位地を示すポールをこすってしまった。
試験官
「はい、又来て受けてください。」
「もう駄目?」
「だめ!」
仕方なくボスに所に戻り
「今日はダメだ!!」
「どういう意味???」
「ポールに当ててしまった。」
「えー、えー!!!
こないだ中国人の男の子が路上に行って直ぐ帰ってきたけど、
あなたは路上にも出られなかったの?????」
帰路、
「だいたい男の人は最初は威厳だのどうのこうのって言うけど、
何年かすると威厳なんて最初からないのが分かるのよ。
だから定年になると奥さんが出て行くのは当たり前なのよ!!!!!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、」 無言が続く、
家までの20分が長い事。
この日を境に、オヤージは降格辞令が正式に発令され
奴隷となった。
明日から3,000Kの運転手。
(翌日試験に受かりました事をご報告申し上げます)
トホホ・・・・・・・・・・・・

(カロライナ ジャスミン)

(名前不明)
オヤージは苦汁に耐えて、寒いミゾレにも負けない花のように
生きて行くのだ!!!!!
一生の不覚!!!
春休みを利用してサンタフェとエルパソに行く事が決まった
ので、運転免許の試験を受けに行った。

(花は家に咲くハニーサックル)
右目がダメでメガネ作りに時間を取られているうちに、
ボスはもう路上試験にパスして免許を取った。
メガネをかけて路上の申し込み行く。
最初のテストは並列駐車。
ボスが「大丈夫?練習しなくて?」
「大丈夫に決まっているだろ!!!!」
と言ったけど、不覚にも位地を示すポールをこすってしまった。
試験官
「はい、又来て受けてください。」
「もう駄目?」
「だめ!」
仕方なくボスに所に戻り
「今日はダメだ!!」
「どういう意味???」
「ポールに当ててしまった。」
「えー、えー!!!
こないだ中国人の男の子が路上に行って直ぐ帰ってきたけど、
あなたは路上にも出られなかったの?????」
帰路、
「だいたい男の人は最初は威厳だのどうのこうのって言うけど、
何年かすると威厳なんて最初からないのが分かるのよ。
だから定年になると奥さんが出て行くのは当たり前なのよ!!!!!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、」 無言が続く、
家までの20分が長い事。
この日を境に、オヤージは降格辞令が正式に発令され
奴隷となった。
明日から3,000Kの運転手。
(翌日試験に受かりました事をご報告申し上げます)
トホホ・・・・・・・・・・・・

(カロライナ ジャスミン)

(名前不明)
オヤージは苦汁に耐えて、寒いミゾレにも負けない花のように
生きて行くのだ!!!!!
2009年03月08日
運転免許試験
あと一週間すると娘の学校は春休み。
前にテレビで観たノースカロライナ州のジェム マウンテン
に連れて行けと娘が言っている。
車で行くと往復3,500キロの旅。
ここはダイナマイトで山に穴を開け、宝石を拾う事が出来る。
11月にはアーカンソーでダイヤ堀に行き、針の先みたいな
ダイヤを見つけて持ってきたけど、アンクルランデイに見せたとき
床に落ちて見つからなかった。
今度は大きい宝を掘り当て、親孝行したいというケナゲナ娘の言う事
聞いていやらねばならない。
(12月に別の人が大きいダイヤを掘り当てたそうだ。約250万円相当の)
ポンコツ車も来たし、旅もあるので
運転免許を取りに行くことにした。
ボスに告げると彼女も一緒に受けると言う。
ツーショットでだ!!
試験所に向かう途中
「あと30分ほしい。ワタシ勉強してないの。
大丈夫?」
「オレは大丈夫だ。」
「こういう問題があるけど分かる?
”巾が狭い橋が先にあり、前の車を追い越すには
ナンフィート以内でしてはいけないか?”
分かる?」
「分かるさ、追い抜かなければ良いのだ!!!!」
「だめ!100フィート以内はだめって。」
試験場の受付に着くと、身分証明書と
SSカード(種類は違うけど、日本の保険証のような物。)
の提示を求められる。
オヤージはパスポートとSSカードをだすと、隣でボスは
小声で
「ワタシSSカード家に置いてきた。」
受付のおばさん
「SSカードが無いと受付できません。 申込用紙をあげるから
書いてもってきなさい。」
仕方がないので家に帰り、ボスのSSカードを取って試験場に再び。
さっきのオバサン、
「アッ!!あたしも今ランチから戻った所。 OK次の所に進んで。」
指示に従っていくと、再度書類の確認と視力検査。
「ハイ、5番の列を左から右に読んで」
と箱状の検査機に両目をつける。
オヤージ
「XXX XXX 右側は読めません。」
全く右の文字が見えない!!!!!!!
「はい、この用紙をあげるから、目医者に行って
目を矯正してサインを貰ってきなさい。
有効期間は10日間あげるから。」
隣ではボスが筆記試験の所へ行きなさいと
指示されている。
ショックから立ち直れないオヤージ、車の中でボスの筆記が終わるまで待つ。
10分後
「簡単簡単!」
と憎らしげにボスが戻る。
「どうしたの???」
「目が見えん。」
「え!!!」
「10年前にレイシックで右目を近目にしてもらっているから
検査の右側の文字が全く見えんのじゃ。
右は遠くを見る目じゃないのだ!!!!!!!!」
金を払ってわざわざそういう風にしたのに」
左も視力が落ちているようだ。
メガネを作って又来いという事だ。」
「アタシはあしたの7時半にきて路上試験うける。」
チクショウ!!!!!
だからツーショットはやだったのに。
オヤージは眼鏡屋に行くと
「今日は医者がもう帰ってしまったから検査できない。」
次の店に行くと、かわいい店員さんが
「うちも医者はもう帰った。土曜日だったら空いているけど?」
「直ぐ見てもらい。」
(できれば美人のジョイさんにと心で言ったけど、聞こえないらしい!)
「分かったわ。すぐ側に他の目医者さんがあるから電話してあげる。」
と電話をしてくれたけど、だめだった.
「あのね、V V モールに行くと何人か医者がいるから試したら。」
「ありがとう,行って見る。」
と美人の言う事には素直なオヤージ。
唇の上が長くなった。
やはり V Vでも今日はだめで、明日のお昼のアポになった。
次の日、医者へ行く時間になるとボスが路上試験から戻った。
「受かったよ!!」
「・・・・・・・・・・・オレ医者に行く。」
オヤージは不運だ!!
医者は男だった。
検査をし、書類に書き込んでもらって、隣のメガネでメガネを選ぶ。
2時間後メガネを取りに行く。
かけてみると問題の右目は確かに遠くが見える、
しかし両目ではかけてもかけなくても変わりは無い。
日本では両目で検査して通してくれたのに、ブツブツ・・・・・・・・

メガネのフレームは緑色だ>>>>>これで問題ないはずだ。
問題だ。
メガネをかけるとクラクラする。
「オヤージ、どうしてる。今度の休み何してる?」
とエルパソのSさんから電話。
「お宅、ダラスに来ない??」
「家内が行きたいと言ってますが、私は仕事なので
いけないのです。」
「チョット待って、エルパソまで距離はっと・・・・・」
Google Map に 入れると
片道1,000キロ。
「行く行く。泊めて。犬も」
「わー、待ってます。」
と宝堀より楽な道を選んだ。
前にテレビで観たノースカロライナ州のジェム マウンテン
に連れて行けと娘が言っている。
車で行くと往復3,500キロの旅。
ここはダイナマイトで山に穴を開け、宝石を拾う事が出来る。
11月にはアーカンソーでダイヤ堀に行き、針の先みたいな
ダイヤを見つけて持ってきたけど、アンクルランデイに見せたとき
床に落ちて見つからなかった。
今度は大きい宝を掘り当て、親孝行したいというケナゲナ娘の言う事
聞いていやらねばならない。
(12月に別の人が大きいダイヤを掘り当てたそうだ。約250万円相当の)
ポンコツ車も来たし、旅もあるので
運転免許を取りに行くことにした。
ボスに告げると彼女も一緒に受けると言う。
ツーショットでだ!!
試験所に向かう途中
「あと30分ほしい。ワタシ勉強してないの。
大丈夫?」
「オレは大丈夫だ。」
「こういう問題があるけど分かる?
”巾が狭い橋が先にあり、前の車を追い越すには
ナンフィート以内でしてはいけないか?”
分かる?」
「分かるさ、追い抜かなければ良いのだ!!!!」
「だめ!100フィート以内はだめって。」
試験場の受付に着くと、身分証明書と
SSカード(種類は違うけど、日本の保険証のような物。)
の提示を求められる。
オヤージはパスポートとSSカードをだすと、隣でボスは
小声で
「ワタシSSカード家に置いてきた。」
受付のおばさん
「SSカードが無いと受付できません。 申込用紙をあげるから
書いてもってきなさい。」
仕方がないので家に帰り、ボスのSSカードを取って試験場に再び。
さっきのオバサン、
「アッ!!あたしも今ランチから戻った所。 OK次の所に進んで。」
指示に従っていくと、再度書類の確認と視力検査。
「ハイ、5番の列を左から右に読んで」
と箱状の検査機に両目をつける。
オヤージ
「XXX XXX 右側は読めません。」
全く右の文字が見えない!!!!!!!
「はい、この用紙をあげるから、目医者に行って
目を矯正してサインを貰ってきなさい。
有効期間は10日間あげるから。」
隣ではボスが筆記試験の所へ行きなさいと
指示されている。
ショックから立ち直れないオヤージ、車の中でボスの筆記が終わるまで待つ。
10分後
「簡単簡単!」
と憎らしげにボスが戻る。
「どうしたの???」
「目が見えん。」
「え!!!」
「10年前にレイシックで右目を近目にしてもらっているから
検査の右側の文字が全く見えんのじゃ。
右は遠くを見る目じゃないのだ!!!!!!!!」
金を払ってわざわざそういう風にしたのに」
左も視力が落ちているようだ。
メガネを作って又来いという事だ。」
「アタシはあしたの7時半にきて路上試験うける。」
チクショウ!!!!!
だからツーショットはやだったのに。
オヤージは眼鏡屋に行くと
「今日は医者がもう帰ってしまったから検査できない。」
次の店に行くと、かわいい店員さんが
「うちも医者はもう帰った。土曜日だったら空いているけど?」
「直ぐ見てもらい。」
(できれば美人のジョイさんにと心で言ったけど、聞こえないらしい!)
「分かったわ。すぐ側に他の目医者さんがあるから電話してあげる。」
と電話をしてくれたけど、だめだった.
「あのね、V V モールに行くと何人か医者がいるから試したら。」
「ありがとう,行って見る。」
と美人の言う事には素直なオヤージ。
唇の上が長くなった。
やはり V Vでも今日はだめで、明日のお昼のアポになった。
次の日、医者へ行く時間になるとボスが路上試験から戻った。
「受かったよ!!」
「・・・・・・・・・・・オレ医者に行く。」
オヤージは不運だ!!
医者は男だった。
検査をし、書類に書き込んでもらって、隣のメガネでメガネを選ぶ。
2時間後メガネを取りに行く。
かけてみると問題の右目は確かに遠くが見える、
しかし両目ではかけてもかけなくても変わりは無い。
日本では両目で検査して通してくれたのに、ブツブツ・・・・・・・・

メガネのフレームは緑色だ>>>>>これで問題ないはずだ。
問題だ。
メガネをかけるとクラクラする。
「オヤージ、どうしてる。今度の休み何してる?」
とエルパソのSさんから電話。
「お宅、ダラスに来ない??」
「家内が行きたいと言ってますが、私は仕事なので
いけないのです。」
「チョット待って、エルパソまで距離はっと・・・・・」
Google Map に 入れると
片道1,000キロ。
「行く行く。泊めて。犬も」
「わー、待ってます。」
と宝堀より楽な道を選んだ。
2009年03月07日
主夫の子育て
「今日の夜、何食べたい?」
「オレは何でもいいや」
「娘がクリームシチュウ食べたいって言ってたから、
クリームシチュウお願い」
とボスがシチュウのルーを持ってきた。
「でも丁度ミルクがきれたよ。」
「買ってきてくれれば、出来るでしょ」
「はい」
「ジャーネ」とボスは仕事場へ。
キッチンの改修が終わらず、ただ口に入るものを作ればいいか
という毎日。
しかし昨日から春を通り越して夏の気温。
今日は30度まで上がるという。
ショートパンツで朝から身構えていたら
「クリームシチュウ」という。
オヤージこれとグラタンが大嫌い。
ペンキ屋さんが帰った後にルーの箱の後ろに書いてあるレシピー
どおりにすれば夕食に間に合わなくは無い。
だけどいくら子育てと言っても、30度の日にシチュウを食う気がしない。
それにワインが切れた。
いつもは週末にボスと行く「コストコ」に買出しに。

ボスのお供で行くと時間が掛かるけど、オヤージ一人だと買い物は
簡単簡単。
短時間で済むだ。
先ずは
ワイン 箱に入っているワイン。一箱普通のワインの4本分が入っている
と言うのを2つカートに入れる。
これは子育てより大事なのだ。
ワインの箱の説明によると「賢い」、
いいですか「賢い」ワイン飲みが選ぶワインを箱に入れ、1週間は
開けても味が変わらない画期的なカルフォルニアワイン。
味は高級ワインとある。
実は2-3週間前に試し、オヤージは賢いオヤージだと目覚めた。
だから今日は2箱だ。
肉類 ポーク 3cmの暑さのポークチョップ 9個入り(重い)
鳥 骨無し。皮なし。 6個パック(これも重い)
ソーセージ(生) 4パック、2Kg
ハム 2kg位
フェタチーズ 1箱
魚 テラピラ 半身が8枚くらい
スモークド サーモン 天然鮭の半身
野菜 サヤインゲン(FrenchBeanって書いてあったけど) 1袋
トマト 1箱
娘はスモークドサーモンが好物。
これとベーグルとチーズがあれば
クリームシチュウじゃなくても文句は出ない。
それに料理しなくてもいい。
帰りに違うスーパーにより
ミルク 2L
アイスクリーム 1.9L
その後ベーグルの店に寄ったけど、4時以降は店は閉まっていた。
家に戻り、すぐさま冷蔵庫にしまい、「賢い」ワインを開けると
家族が戻ってきた。
スモークドサーモンは少し塩が強かったけど、本当にスモークして
ある。
(身が生のようなのはスモークの味と匂いをつける液をしみ込ませたのが
一般的だと思う。)
フェタチーズは何時ものより旨いと全員一致.
誰もアイスクリームに到達できなかった。
明日の朝食は生ソーセージだ。
ちなみに全部で$160の買い物。
店の中で過ごした時間は17~18分、
何時もの半分から3分の1.
「オレは何でもいいや」
「娘がクリームシチュウ食べたいって言ってたから、
クリームシチュウお願い」
とボスがシチュウのルーを持ってきた。
「でも丁度ミルクがきれたよ。」
「買ってきてくれれば、出来るでしょ」
「はい」
「ジャーネ」とボスは仕事場へ。
キッチンの改修が終わらず、ただ口に入るものを作ればいいか
という毎日。
しかし昨日から春を通り越して夏の気温。
今日は30度まで上がるという。
ショートパンツで朝から身構えていたら
「クリームシチュウ」という。
オヤージこれとグラタンが大嫌い。
ペンキ屋さんが帰った後にルーの箱の後ろに書いてあるレシピー
どおりにすれば夕食に間に合わなくは無い。
だけどいくら子育てと言っても、30度の日にシチュウを食う気がしない。
それにワインが切れた。
いつもは週末にボスと行く「コストコ」に買出しに。

ボスのお供で行くと時間が掛かるけど、オヤージ一人だと買い物は
簡単簡単。
短時間で済むだ。
先ずは
ワイン 箱に入っているワイン。一箱普通のワインの4本分が入っている
と言うのを2つカートに入れる。
これは子育てより大事なのだ。
ワインの箱の説明によると「賢い」、
いいですか「賢い」ワイン飲みが選ぶワインを箱に入れ、1週間は
開けても味が変わらない画期的なカルフォルニアワイン。
味は高級ワインとある。
実は2-3週間前に試し、オヤージは賢いオヤージだと目覚めた。
だから今日は2箱だ。
肉類 ポーク 3cmの暑さのポークチョップ 9個入り(重い)
鳥 骨無し。皮なし。 6個パック(これも重い)
ソーセージ(生) 4パック、2Kg
ハム 2kg位
フェタチーズ 1箱
魚 テラピラ 半身が8枚くらい
スモークド サーモン 天然鮭の半身
野菜 サヤインゲン(FrenchBeanって書いてあったけど) 1袋
トマト 1箱
娘はスモークドサーモンが好物。
これとベーグルとチーズがあれば
クリームシチュウじゃなくても文句は出ない。
それに料理しなくてもいい。
帰りに違うスーパーにより
ミルク 2L
アイスクリーム 1.9L
その後ベーグルの店に寄ったけど、4時以降は店は閉まっていた。
家に戻り、すぐさま冷蔵庫にしまい、「賢い」ワインを開けると
家族が戻ってきた。
スモークドサーモンは少し塩が強かったけど、本当にスモークして
ある。
(身が生のようなのはスモークの味と匂いをつける液をしみ込ませたのが
一般的だと思う。)
フェタチーズは何時ものより旨いと全員一致.
誰もアイスクリームに到達できなかった。
明日の朝食は生ソーセージだ。
ちなみに全部で$160の買い物。
店の中で過ごした時間は17~18分、
何時もの半分から3分の1.
2009年02月13日
IHヒーターと野外料理
ボスは日本から鍋釜をほとんど持ってこなかった。
持ってきたのは
土鍋
アルミの中華なべ
ルクルーゼの鍋
各1個。
こっちにきてからフライパン大小 各1個
ところが今度入れたIHヒーターはマグネットがくっつく鍋でないと
熱くならない。
上のリストの中でルクルーゼしか使えない事になった。
使える鍋類を早く買うようボスにいうが、
「セットになっているのは数が多くて、使わないのが入っているから。
個別に2-3個買えばいいのよ。」
とおっしゃる。
「じゃー、今日はどうするんの?????」
「外でバーベキューグリルですればいいんじゃない!!!」
「オヤージがするって言う事??????」
「割合、回転早いね。」
「・・・・・・」

(トンカツをオリーブ オイルで揚げてます)

店で買う1パックの肉は3人家族には多すぎて、パン粉につけて
冷凍にしておきます。

残ったトンカツは次の日、
娘の弁当のおかず
オヤージ達のカツどん、カツサンドに化けます。
しかし野外料理は肉的料理の為、パンツのサイズが上がって行く。
持ってきたのは
土鍋
アルミの中華なべ
ルクルーゼの鍋
各1個。
こっちにきてからフライパン大小 各1個
ところが今度入れたIHヒーターはマグネットがくっつく鍋でないと
熱くならない。
上のリストの中でルクルーゼしか使えない事になった。
使える鍋類を早く買うようボスにいうが、
「セットになっているのは数が多くて、使わないのが入っているから。
個別に2-3個買えばいいのよ。」
とおっしゃる。
「じゃー、今日はどうするんの?????」
「外でバーベキューグリルですればいいんじゃない!!!」
「オヤージがするって言う事??????」
「割合、回転早いね。」
「・・・・・・」

(トンカツをオリーブ オイルで揚げてます)

店で買う1パックの肉は3人家族には多すぎて、パン粉につけて
冷凍にしておきます。

残ったトンカツは次の日、
娘の弁当のおかず
オヤージ達のカツどん、カツサンドに化けます。
しかし野外料理は肉的料理の為、パンツのサイズが上がって行く。
2008年11月11日
ダラス でかい国 2
この夏ガソリンが高くなって大きい車が売れなくなった。
トヨタも例外でなく日本では見ない「TUNDRA」という
大型ピックアップとSUVの中間の車をテキサス州サンアン
トニオの工場で製造していた。が、しばらく製造を中止し、在庫
を掃くのに値引き販売を夏からしている。。
ランデイは景気がここまで悪くなる前5月にTUNDRAを買った。
それでも1万ドルくらい値引きしてくれたと言っている。
エンジンは5700CC、381馬力でオヤージのアウトランダー
スの2400CCの倍以上。

今日は30分位の所にしまってあるキャンパーを車屋さんに修理に
持って行くのでTUNDRAを運転してくれとの事。
ガソリンを入れに行く。
夏の$4強/ガロンだったのが今は$1.99.
(米ガロン=3.785リッター)
テキサスは石油産油州。アメリカの中でも安い方だ。
ガソリンを入れ終わりランデイはニコっとして
「満タンにして$55だ!!」
と叫んだ。
ガソリンスタンドに着いたときはほとんど空だったのだ。
ハイウエーのレーンの幅は十分だけど同じようなサイズの車と
並ぶと一瞬接触するのではないかとドッキとする。

TUNDRAには「テキサス生まれ、 テキサス製」のステッカー。
キャンパーは大きな車庫に入っていた。
「なんでこんな遠くに車庫を借りているの?」
「家から10分くらいの所にも貸し車庫が有るけど、月$3-400
する。ここだと半分以下。」
大型バスよりでかい。

一番後ろには寝室でクイーンベッド。
前の部分のリビングの椅子を倒すとベッドに。
全部で6人が寝られる。
それに、シャワー、トイレ、ガスレンジ、皿洗い機、冷蔵庫等が
付いている。
1年中こういう車でアメリカ大陸を旅行している親戚が彼にはいる。
来年には皆でアラスカに行こうと奥さんは言っているが、
彼には無理じゃないか。
この夏近くにドライブして駐車しようとして、他にも広く空いている
場所があるのに、無理に店のそばに駐車し、車の屋根が木に引っかかり
動けなくなり消防所に助けを求めたと娘が暴露した。
この車で動いても国中、見て回るにはアメリカは大きすぎる。

キャンパーを修理に持っていくと新車と中古車が売りに出ている。
中古車の1台は$99,000と有った。(約9百9十万円)
隣をみると5百万円台であった。
ランデイに
「安い、$50,000台で中古が買えるのか?」
「どれだ?」
「ウィンシールドに値段が書いてあるじゃないか。」
「うん、あれは5千万円台だ!!」
「ぐえーーーー!!!」
「じゃー、新車どのくらいすのだ?」
「1億台だ。 3-4年の中古が5千万台だ。
だから個人でかうには中古の方がいいのだ。」
「おれが買おうとしている家が何軒も買える!!!」
トヨタも例外でなく日本では見ない「TUNDRA」という
大型ピックアップとSUVの中間の車をテキサス州サンアン
トニオの工場で製造していた。が、しばらく製造を中止し、在庫
を掃くのに値引き販売を夏からしている。。
ランデイは景気がここまで悪くなる前5月にTUNDRAを買った。
それでも1万ドルくらい値引きしてくれたと言っている。
エンジンは5700CC、381馬力でオヤージのアウトランダー
スの2400CCの倍以上。

今日は30分位の所にしまってあるキャンパーを車屋さんに修理に
持って行くのでTUNDRAを運転してくれとの事。
ガソリンを入れに行く。
夏の$4強/ガロンだったのが今は$1.99.
(米ガロン=3.785リッター)
テキサスは石油産油州。アメリカの中でも安い方だ。
ガソリンを入れ終わりランデイはニコっとして
「満タンにして$55だ!!」
と叫んだ。
ガソリンスタンドに着いたときはほとんど空だったのだ。
ハイウエーのレーンの幅は十分だけど同じようなサイズの車と
並ぶと一瞬接触するのではないかとドッキとする。

TUNDRAには「テキサス生まれ、 テキサス製」のステッカー。
キャンパーは大きな車庫に入っていた。
「なんでこんな遠くに車庫を借りているの?」
「家から10分くらいの所にも貸し車庫が有るけど、月$3-400
する。ここだと半分以下。」
大型バスよりでかい。

一番後ろには寝室でクイーンベッド。
前の部分のリビングの椅子を倒すとベッドに。
全部で6人が寝られる。
それに、シャワー、トイレ、ガスレンジ、皿洗い機、冷蔵庫等が
付いている。
1年中こういう車でアメリカ大陸を旅行している親戚が彼にはいる。
来年には皆でアラスカに行こうと奥さんは言っているが、
彼には無理じゃないか。
この夏近くにドライブして駐車しようとして、他にも広く空いている
場所があるのに、無理に店のそばに駐車し、車の屋根が木に引っかかり
動けなくなり消防所に助けを求めたと娘が暴露した。
この車で動いても国中、見て回るにはアメリカは大きすぎる。

キャンパーを修理に持っていくと新車と中古車が売りに出ている。
中古車の1台は$99,000と有った。(約9百9十万円)
隣をみると5百万円台であった。
ランデイに
「安い、$50,000台で中古が買えるのか?」
「どれだ?」
「ウィンシールドに値段が書いてあるじゃないか。」
「うん、あれは5千万円台だ!!」
「ぐえーーーー!!!」
「じゃー、新車どのくらいすのだ?」
「1億台だ。 3-4年の中古が5千万台だ。
だから個人でかうには中古の方がいいのだ。」
「おれが買おうとしている家が何軒も買える!!!」
2008年10月27日
ダラス着
成田から11時間でダラスについてから、既に2週間以上たった。
娘は直ぐに学校に通うようになり、2週間たった今は日本語で話すことが
難しくなった。
何時も明快なはずのオヤージは時差が直らず頭がボーとしている。
1-2日何も出来ず過ぎてまい、
夜中に何を最初にしなければいけないか考えなおす。
「そーだ、”車”だ。」
ランデイーの家に家族で居候を決め、2人乗りのスマート カーを使わして
もらい、ボスが運転しているが借り物なので気を使う。
「車と保険と電話だ。 保険なしでは不安だ。電話なしでは誰とも連絡が取れない。」
早速、携帯を買いに行き、ランデイの住所を借りて家族プランに入り番号を貰う。
ダラスで驚いたのは
1. 緑が多い。 住宅街は大きい木が一杯茂っている。

上の写真はランデイの家の”共同庭”。(共同庭については後日説明します。)
2. トヨタの高級車レキサスがやたらと多い。 カルフォルニアにいたときは
ベンツとBMWが目に付いたけど、ここでは高級輸入車の中では群を抜いて多い。
しかしレキサスはオヤージには高すぎる。
日本車を幾つか選び、インターネットで見積もり依頼をだす。
翌朝には回答メールが入りだし、電話もガンガンなりだし、ホンダ、トヨタ、ミツビシ、ニッサン
の何社ものデイーラーの攻勢には驚いた。
日本とちがって車のデイーラーはメーカーは直接やっていない。 だからガソリン高で超人気の
のハイブリッド カーはオプションを沢山つけてボロ儲けをする。
日本でも乗っていたホンダのCR-Vが本命だったけど、これは小型SUV(スポーツ ユーテイリテイー カー)
の中で一番人気。
思ったより良い値段が出たのでランデイーとデイーラーに行って、値段の交渉をし始めたら
インターネットの見積もりに色々乗せてきた!!
こういう交渉は現役のときにヤッというほど経験している。
それがめんどくさくてインターネット見積もりで買おうとしているのじゃ。
ホンダのデイーラーに
「その値段なら何処のデイーラーでも買える。」
と言い残し去る。
結局一番熱心だったミツビシのアウトランダーが一番安かったので、
ボスを連れて行き、
試運転。
前のホンダより運転しやすいと言う。
セールの車の色が黒しか残ってないけど、彼女はホンダでも黒が良いと言って
いたのでハッピーだった。
オヤージとしては黒だと洗車をショッチュウしなければいけないので、「うー」
となったが、家族の幸せが一番。
しかし保険がまだない。
カリホルニアの免許が切れて数年たっているし、ちがう州なので
初心者としてしか保険が買えないのじゃないかと心配した。
保険のエージェントに電話して聞くが面倒くさがれ、相手にしてくれない。
ランデイの使っているエージェントを紹介してもらい、車を買いに行く前に
こちらの情報を伝え調査してもらっているが、まだ返事がもらえない。
仕方がないので車をデイーラーに置いて帰る。
ここの人の話だとメキシコ等からの不法移民の人達は保険なしで車を
走らせているから、種々の危険からを守るためには絶対に保険を掛けないと
リスクが大きすぎると注意されている。
次の日保険を買うことが出来たので、早速車を取りに行く。
やっと自由の身になれた。
次は何をしなければいけない???
自動車免許?----これは車と右側運転に慣れたら取りに行こう。
(車が走っているところでは問題ないが、早速住宅街で左側に
入ってしまった。)
何と言っても 「家」 探しだ。
家探し開始。
続く。
娘は直ぐに学校に通うようになり、2週間たった今は日本語で話すことが
難しくなった。
何時も明快なはずのオヤージは時差が直らず頭がボーとしている。
1-2日何も出来ず過ぎてまい、
夜中に何を最初にしなければいけないか考えなおす。
「そーだ、”車”だ。」
ランデイーの家に家族で居候を決め、2人乗りのスマート カーを使わして
もらい、ボスが運転しているが借り物なので気を使う。
「車と保険と電話だ。 保険なしでは不安だ。電話なしでは誰とも連絡が取れない。」
早速、携帯を買いに行き、ランデイの住所を借りて家族プランに入り番号を貰う。
ダラスで驚いたのは
1. 緑が多い。 住宅街は大きい木が一杯茂っている。

上の写真はランデイの家の”共同庭”。(共同庭については後日説明します。)
2. トヨタの高級車レキサスがやたらと多い。 カルフォルニアにいたときは
ベンツとBMWが目に付いたけど、ここでは高級輸入車の中では群を抜いて多い。
しかしレキサスはオヤージには高すぎる。
日本車を幾つか選び、インターネットで見積もり依頼をだす。
翌朝には回答メールが入りだし、電話もガンガンなりだし、ホンダ、トヨタ、ミツビシ、ニッサン
の何社ものデイーラーの攻勢には驚いた。
日本とちがって車のデイーラーはメーカーは直接やっていない。 だからガソリン高で超人気の
のハイブリッド カーはオプションを沢山つけてボロ儲けをする。
日本でも乗っていたホンダのCR-Vが本命だったけど、これは小型SUV(スポーツ ユーテイリテイー カー)
の中で一番人気。
思ったより良い値段が出たのでランデイーとデイーラーに行って、値段の交渉をし始めたら
インターネットの見積もりに色々乗せてきた!!
こういう交渉は現役のときにヤッというほど経験している。
それがめんどくさくてインターネット見積もりで買おうとしているのじゃ。
ホンダのデイーラーに
「その値段なら何処のデイーラーでも買える。」
と言い残し去る。
結局一番熱心だったミツビシのアウトランダーが一番安かったので、
ボスを連れて行き、
試運転。
前のホンダより運転しやすいと言う。
セールの車の色が黒しか残ってないけど、彼女はホンダでも黒が良いと言って
いたのでハッピーだった。
オヤージとしては黒だと洗車をショッチュウしなければいけないので、「うー」
となったが、家族の幸せが一番。
しかし保険がまだない。
カリホルニアの免許が切れて数年たっているし、ちがう州なので
初心者としてしか保険が買えないのじゃないかと心配した。
保険のエージェントに電話して聞くが面倒くさがれ、相手にしてくれない。
ランデイの使っているエージェントを紹介してもらい、車を買いに行く前に
こちらの情報を伝え調査してもらっているが、まだ返事がもらえない。
仕方がないので車をデイーラーに置いて帰る。
ここの人の話だとメキシコ等からの不法移民の人達は保険なしで車を
走らせているから、種々の危険からを守るためには絶対に保険を掛けないと
リスクが大きすぎると注意されている。
次の日保険を買うことが出来たので、早速車を取りに行く。
やっと自由の身になれた。
次は何をしなければいけない???
自動車免許?----これは車と右側運転に慣れたら取りに行こう。
(車が走っているところでは問題ないが、早速住宅街で左側に
入ってしまった。)
何と言っても 「家」 探しだ。
家探し開始。
続く。
2008年09月02日
メキシコだより
朝、ボスが
「RさんからSKYPEのアドレスの連絡きたので、
SKYPEのセット アップして。」と頼みに来た。
Rさん、Sさんはエルパソから国境を超えたファレスという町に
引っ越して1ヶ月になる。
**SKYPE電話の説明はこのページの最後に掲載します。
RさんとSさんの息子はうちの娘と同じクラスだったので、遊びに来て
いた娘の友人も興奮し、
「最初に話させて!!」
と2人で電話器を奪った。
1-2分すると「カメラつけて!!」と要求してくる。
ビデオが動くと相手のビデオが映り、日本にいた時より短い髪の毛の
男子が娘たちにしゃべっている。
娘たち二人が電話器に顔をくっつけて話をしているを見て、その
男の子の友達は、「スピーカーにすれば」
即、娘は「スピーカーにして!!」とオヤジに命令を下す。
しばらく娘たちが電話で過ごした後、ボスがRさんと話し始めた。
オヤジの番に回ってきたのは1時間半後だった。
「ご無沙汰してますー!!」とSさん。
赤ワインが入ったグラスを片手に上機嫌でビデオに現われる。
「苦労してないな!!」
「ワッハハー、どうしてですか?」
「えー、見ればわかるよ。晴れやかな顔しているよ。」
本当に日本にいた時よりスッキリした様子。
「こっちは夜なので一杯始めた所です。オヤジさんはやってますか?」
「いや、テキサスに行くまでに悪い所治しておきたいから、この一週間
ドライになっている。もしアメリカで医療保険に入れなかったら、
メキシコでは処方箋が無くてもいろんな薬が買えるから頼むかもしれん
ので、その時は送ってね。」
「ところでどんな所?」
「んー、まー、着いた最初の日の夜50メートルくらい離れたコンビニ
で殺人事件があり、兵隊たちが目だけ出した帽子をかぶって警備して
いるのは異様でした。
(メキシコでは警察が麻薬関係のギャングに買収されていて、軍隊が
本来の警察の役をしている。)
次の日はハリケーンが来て、道路が冠水して何処も行けませんでした。
でも、まー、結構なれましたよ。」
ビデオには彼の息子が部屋の中でサッカーボールを蹴っているのが
見える。
「アパートは広そうだね?」
彼はカメラをグルっと回し部屋を見せてくれる。
「えー、まだダイニング テーブルを買ってないので。
でも前住んだカリフォルニアで借りた家より広いですよ。」
「ところで日本から必要な物があったら教えて。9月末か10月の
頭には船便で荷物を送るから、その時一緒に送れば10月末か11月
に届くから、それでよかったら利用して。」
「分かりました。ウッシュレットはどうするのですか?」
「そっちで買うつもり。」
「我々もこっちで$400くらいで買いました。」
「その代わり、家内は掃除機を手荷物として持っていくって 言ってたよ。」
「どうして又?」
「うん、アメリカのは重いんだって。友達の家にあるのは$1,500
の掃除機だけど修理費も凄く取られていたし、軽くて丈夫な日本のを
持っていくつもりらしい。」
「ちょっと待ってください。」
と言って、彼は奥さんにサインを送っている。
「ワイン?」
「そうです、すいません。」
「悪い、悪い。 ユックリして。又掛けるから。」
娘たち、家内、オヤジ 合計 2時間のビデオ電話だった。
それにしてもこんなビデオ会話が無料とはすごい。
おかげで世界が近くなったのが実感!!
<SKYPEについて> 無料ビデオ電話
SKYPEはご存知と思いますが日本中はもちろん、世界中に掛けられるPC電話
ネットワーク、登録すれば登録者同士の会話、ビデオ会話、チャットは無料。
そればかりでなく固定電話、携帯にかけるには10ユーロ$をプリペイすると世界中に安く電話が出来ます。
例えば日本からアメリカの友人の携帯に掛けると1分1.6円くらいで 掛けられます。
興味のある人はwww.skype.comから日本語を選んでDown Load
して試してみては。