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2009年04月02日

ドライブ 4,000キロの旅(6)

そういえば昨日のランチのチリーバーガーの後、

バンダリアー 州立公園*(注)に行ったのを忘れてた。

(Bandalier National Monument)

http://wikitravel.org/en/Bandelier_National_Monument




サンタフェから約車で1時間、

北東の位置にLOS ALAMOSという市がある。

ここにはアメリカの原子力研究所があり、最初の原爆がここで開発

されたところである。

この市に隣接してバンダリアー州立公園がある。



バンダリアーは西暦1,200~1,400年

くらいにアメリカ インデイアンが岸壁に横穴住宅を作り生活した遺跡。




我々が公園の入口に着いたのは3時半だった。

入園料12ドル(と思う)を払い、

道を進めるけど前にも後にも車を見ない。

高さ100~200メーターくらいの岸壁で囲まれた盆地に車で降りていく。



「もしかしたら今時ここに来るのは私たちくらいじゃない?」とボス。





ところが車は盆地に入り、ビシターセンターの前に来ると駐車場は一杯。

「犬は遊歩道にいくのは禁止」の看板。

遺跡の地図を見ると遊歩道一周約3キロ弱。

ウエスト100センチ近くなったオヤージには丁度良い距離。

空は真っ青。




岸壁は砂岩のように柔らかい岩。

そこに人がやっと寝そべる事の大きさから、8畳くらいの大きさの横穴が

沢山彫られている。

いくつかの居住跡がはしごで上ってのぞいたり、入ったりすることが出来る。



「のぞき」が合法的に出来るなんてめったに無い。

喜んでオヤージ「のぞきはしご」を駆け上がる。

後でボスは「はしご」にへばりついていたという悪意のコメント。

中に入って外も「のぞき」をした。



穴部屋の中は涼しい。 

ただ冬は寒いだろう。 どうやって厳冬をすごしたのだろう?

現代に生まれてよかった。



写真上: 盆地の底にあるKivaの跡。(セレモニーのための集会場らしい。)


横穴居住跡のある岸壁を見て回り、盆地の底に来ると道がセンターに戻る方向と

逆方法に分かれる。

逆方向は本格的ハイキング、キャンピング場の方へ。

オヤージは勿論センター方向。

春の日差しが小川にあたり、澄んだ水の底で小さい青い光を反射している。

川辺に降り青く反射する石というか砂をしゃくうと、透き通る水晶の小片

のようだ。





空はまだ真っ青。




飛行機雲をだしてジェットが公園の上を飛び去った。

ジェットの旅は早くて便利だけど、こういう自然に勝手気ままに触れあう事は

できない。

一周約1時間半~2時間、

日ごろのオコナイがいいので、天気にも恵まれ、丁度良い大きさの公園だった。

さあー町に戻ってビールとワインだ。

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注 州立公園、国立公園、ナショナル モニュメントの定義

  バンダイアーは”National Monument”と出てくる。 管理は連邦政府の 

  国立公園管理局がしている。 

  しかしインターネットで検索するとここは「州立公園」として出てくるので、

  これらの定義についてはオヤージは深く追求はしないことを許してくだされ。

  
  






  


Posted by テキサスバーガー at 12:02Comments(0)旅行